中央アジアのカザフスタンで墜落したアゼルバイジャン航空機をめぐり、カザフスタン運輸省は機体に多数の貫通した穴や金属片が見つかったとする暫定調査報告書を発表しました。ただ、追加の調査が必要だとして、墜落原因の特定には踏み込みませんでした。
アゼルバイジャン航空機は去年12月、首都・バクーからロシア南部に向かっていましたが、カザフスタン西部で墜落し、38人が死亡しました。
アゼルバイジャン側は、ロシアの防空ミサイルによる誤射が墜落の原因だとの見方を示しています。
カザフスタン運輸省は4日、暫定の調査報告書を発表し、機体には多数の貫通した穴があったほか、外部から侵入したとみられる多くの金属片が見つかったと明らかにしました。ただ、追加の調査や専門家による鑑定が必要だとして、墜落原因の特定には踏み込みませんでした。
一方、ロイター通信は4日、アゼルバイジャンの政府関係者の話として、機体から取り出され、国際的な専門家によって確認されたロシアの防空ミサイルの破片をアゼルバイジャン側が保有していると伝えています。
墜落をめぐっては、プーチン大統領は「ロシアの領空で悲劇的な事件が起きた」として謝罪したものの、誤射については言及していません。
注目の記事
「大人の財力で手に入れたい」シール集めは“リベンジ” 平成レトロ注目は「平成女児」【Nスタ解説】

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を
