岡山県美作市育ちのフォーミュラカードライバーJujuこと野田樹潤選手が瀬戸内市のスポンサー企業を訪れ、社員と交流しました。目指すのは、女性が活躍できる社会の推進です。

「ハッピーバースデートゥーユー、おめでとう!」
きのう(2日)、19歳の誕生日を迎えたJuju選手に社員からバースデーソングがプレゼントされました。

昨年7月からJuju選手とスポンサー契約を結んでいる瀬戸内市の岡山村田製作所です。女性がより生き生きと働ける環境づくりを目指し、男性が多いモーターレースの現場で活躍するJuju選手と女性社員が交流しました。
(Juju選手)
「チームの中での自分の立ち位置だったり、チームからの信頼であったりというのも一から自分で作っていかないといけない。それはやっぱり男性ドライバーとくらべると、そこにすごく時間がかかる」
(交流会に参加した女性社員)
「男性中心で作られているモータースポーツ界をどうやったら女性が活躍しやすい環境になっていくかというのをお話しいただいて、とても参考になりました」
イベントでは、Juju選手を史上最年少かつ日本人女性初のスーパーフォーミュラレーサーに育て上げた父親の英樹さんの講演も行われました。
(野田英樹さん)
「Jujuもこうやってレースをやっている中で彼女に最初に言ったのは、負けても負けても諦めない。やっぱりいろんな局面で色んな困難がある。でもそれを乗り越えると人間って成長するし、それを乗り越えようとするとやっぱり仲間もできる」
(Juju選手)
「私と同じように男性社会の中で女性で頑張ってらっしゃる方がいる。そういう方々に応援していただけているというのもすごく感じたので今年のレースに向けてパワーをもらえたかな」
岡山村田製作所では、今後もこうした取り組みを通じてJuju選手を応援し、女性が活躍できる環境づくりを進めていきたいとしています。