首都ワシントンで旅客機とヘリコプターが衝突した事故では、ヘリコプターが事故の直前、2度にわたって管制官に対し「旅客機が見えている」と伝えていたことがわかりました。
ワシントン・ポストは31日、管制官とヘリコプターとの間の交信とレーダーの記録を、運輸安全委員会の元調査員とともに分析した内容を報じました。
それによりますと、事故の2分前、管制官はヘリコプターに対して、「旅客機が着陸のために近くにいること」を伝え、ヘリコプターは「見えている」と応答。
1分後、管制官がヘリコプターに「旅客機が見えているか?旅客機の後ろを通れ」と呼びかけると、ヘリコプターは再び「見えている」と答え、“距離を取ること”を管制官に伝えました。
しかし、そのおよそ12秒後、管制官が驚いた声が記録されていて、2機の機影がレーダーから消えました。
ワシントン・ポストは、ヘリコプター側から見て、衝突した旅客機の奥に、別の旅客機が飛んでいたことを指摘し、「夜であれば見分けるのが難しかったかもしれない」との元調査員の分析を伝えています。
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