宮崎県の河野知事は、おととし1月の選挙で4期目の当選を果たし、この任期の半分を終えました。
4期目を折り返した河野知事はこの2年間を振り返り、新型コロナで影響を受けた県民生活について、順調に回復していると話しました。

(宮崎県 河野俊嗣知事)
「新型コロナで大きく影響を受けた県民生活の回復を目指していこうと、『宮崎再生』というワードを掲げて取り組んできたが、ある程度順調に回復に向けて前に進めることができているのかなと感じる」

河野知事は、31日、定例記者会見に臨み、折り返しを迎えた4期目の任期について、このように評価。

また、当選を重ねたことで、全国的にも存在感を示すことができていると話しました。

(宮崎県 河野俊嗣知事)
「九州の知事会長の役割もいただいたり、全国知事会の中での仕事もあるので、4期目を託していただいたことで、いろんな役職をいただいた。そのことを宮崎のプラスにいかしていくことができれば」

また、今年度からは、「子ども・若者」と「グリーン成長」、それに「スポーツ観光」の3つの日本一挑戦プロジェクトを展開。

このうち、再造林率などのアップを目指す「グリーン成長」と「スポーツ観光」の分野は順調に進んでいるとしたものの、生み育てやすい環境づくりで合計特殊出生率1位などを目指す「子ども・若者」の分野は、新型コロナの影響が長引いているとしています。

(宮崎県 河野俊嗣知事)
「(「子ども・若者」分野は)全国的に新型コロナの影響をまだ脱していない部分というところがあり、さらに力を入れて、出会い・結婚のサポートも力を入れていく」

3つの日本一挑戦プロジェクトはそれぞれに目標値が設定されていて、河野知事は今後も目標達成に向けて取り組むとしています。