大規模な太陽光発電所=メガソーラーをめぐり、不適切な山林の開発を抑制するため、福島県は4月から、違反した事業所を公表するなど、規制を強化すると発表しました。

メガソーラーの建設をめぐり、県内の山林ではこれまでに、土砂の流出など不適切な開発が相次ぎ、災害を懸念する住民とのトラブルなども起きています。

これを受け、県は、計画と異なる工事を行ったり、土砂の流出などの被害を発生させたりした事業者をホームページで公表し、規制を強化することを決めました。また、すでに発電所が建設されている場所の近くで行う新たな開発についても、「一体性」に関する基準を厳格化し、不適切な開発を抑制したいとしています。

県の会見・29日

この規制強化について、県は、およそ2か月の周知期間を設けた上で、4月1日から運用します。