林官房長官は30日、一連のフジテレビの問題を受け、政府の広報啓発活動について「当面、フジテレビへの広告出稿は見合わせる」と明らかにしました。
林芳正 官房長官
「株式会社フジテレビジョンが関わる各府省の広報啓発活動については、同社をめぐる現下の状況等を踏まえまして、当面、株式会社フジテレビジョンへの広告出稿については見合わせる」
一連のフジテレビの問題を受け、内閣広報室はフジテレビ関係の広報啓発事業の有無を各府省に問い合わせていましたが、林官房長官は30日、「1月29日時点で広告については実施中のものや予定しているものが4件あった」と明らかにしました。
また、タイアップや番組制作への協力については、▼消防庁の1件が既に見直しをおこなっているほか、▼内閣府で1件、海上保安庁で2件、対応を検討中だとしています。
その上でフジテレビをめぐる現下の状況などを踏まえ政府として、▼当面、フジテレビへの広告出稿を見合わせるほか、▼フジテレビが制作する番組などとのタイアップや企画制作への協力については、「趣旨・目的・効果などを各府省が総合的に勘案し、内閣官房に相談の上、対応をする」としています。
また、報道番組への出演や、報道のための取材対応については通常通りの対応するということです。
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