今年、戦後80年を迎えるのにあたり、林官房長官は22日、総理談話を出すかどうかについて「現時点で新たな談話を発出するかは決定していない。今後の対応についてはこれまでの経緯も踏まえながら、さまざまな観点から考えていきたい」と述べました。
戦後の総理談話をめぐっては、戦後50年に村山富市氏、60年に小泉純一郎氏、70年に安倍晋三氏がそれぞれ談話を出していて、林官房長官は「石破内閣はこれまでの内閣総理大臣談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継いでいく」との考えも示しています。
石破総理は22日付の毎日新聞の朝刊に掲載されたインタビューで、総理談話について「今までの経緯も踏まえながら適切に判断したい」と述べています。
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