被爆地・広島市と長崎市の市長らがきょう、石破総理と会談し、今年3月に開かれる核兵器禁止条約の締約国会議にオブザーバー参加することなどを求める要請書を手渡しました。石破総理は「非常に難しい問題」だと頭を抱えていたということです。
広島市の松井市長や長崎市の鈴木市長らが代表を務める平和首長会議のメンバーは、きょう午後、官邸を訪れ、今年3月に核兵器禁止条約の締約国会議が開かれるのを前に、核兵器のない世界の実現に向けた要請書を石破総理に手渡しました。
市長らは締約国会議に日本がオブザーバーとして参加するよう要請しましたが、石破総理は“難しい問題”との認識を示したということです。
鈴木史朗 長崎市長
「非常に難しい問題ですねという言い方をされていました。難しいですねと頭を抱えながらおっしゃってました」
石破総理はこれまで、オブザーバー参加については、ドイツの例などを踏まえて検証していく立場を示していましたが、17日の会談では、「理想と現実に照らしてどう対処していくか、様々な議論をしなくてはいけない」と話し、引き続き、対応を検討する考えを伝えました。
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