自民党はきょう、経済安全保障推進本部などの幹部会合を開き、重要インフラなどへのサイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防衛」の導入に向けた法案の概要について大筋で了承しました。
「能動的サイバー防御」の導入をめぐっては、政府が今月24日召集の通常国会に関連法案を提出する方針です。
法案にはサイバー攻撃による重大な被害を防ぐため、警察や自衛隊が事前の承認を受けた上で攻撃元のサーバーなどにアクセスして、無害化する措置を講じることができると明記されています。
会合後、小野寺政調会長は「各党にも丁寧に説明をして、一刻も早く成立に向けて努力をしていきたい」と述べました。
小野寺政調会長
「一刻も早く、このサイバーセキュリティの能力を高めていかないと、日本人の暮らしが危ないということになりますので、しっかり法整備をし、国会で審議をした上で、早期に成立できるように努力していきたいと思っています」
また、小野寺氏は来週、党内手続きを行い、法案を正式に了承する見通しを明らかにしました。
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