目標はロサンゼルス五輪で憧れの日下尚選手と優勝

そんな吉田選手が憧れているのが、同じ高松北高校出身でパリ五輪金メダリストの日下尚選手です。

(記者)「誰のサイン?」

(吉田泰造選手)
「これは日下尚先輩のです。五輪チャンピオンが夢なので、五輪チャンピオンになるため自分に頑張れよと見るたびに思います」

(吉田泰造選手)
「パリ五輪優勝おめでとうございます。優勝した瞬間はかっこいいと思うと同時に、うらやましいという気持ちもあって、日下選手と同じレベルで活躍したいという気持ちが大きくなりました」
「同じようなプレースタイルなので、憧れの選手であったり、目標としているのは日下尚先輩です」

昨年は、高校生ながら世界ランキング4位へと急成長しました。今年は、さらなる飛躍を目標に掲げています。

(吉田泰造選手)
「ナンバーワンです、昨年はグレコローマンスタイルで国内では負けなしでしたが、2024年に勝てなかったU-20の世界大会だったり、シニアの世界大会で優勝することを目標にしていて、将来的な目標はロサンゼルス五輪で優勝することです。そこで日下尚先輩と一緒に優勝できたらもっといいなと。2025年はU-20の世界大会でも、シニアの世界大会にも出場できる年齢なので、U-20の世界大会、シニアの世界大会、その他の国内の大会の全てナンバーワンを狙います」

【スタジオ】
ー吉田選手の相撲を基礎にしたプレースタイルは日下尚選手が手本です。吉田選手は春からは日下選手も通った日本体育大学に進学、3年後の五輪を見据え、87kg級に階級アップを目指しています。