かつて旧ソ連の構成国だったアルメニアが、アメリカと「戦略パートナーシップ憲章」を締結しました。アルメニアは、EU=ヨーロッパ連合への加盟を目指す法案を決定するなど、“ロシア離れ”を加速させています。
アルメニアのミルゾヤン外相は14日、アメリカのワシントンでブリンケン国務長官と会談し、安全保障や経済における両国の関係強化を盛り込んだ「戦略パートナーシップ憲章」に署名しました。会談で、ブリンケン氏は「両国が強力なパートナーになることは、地域の安定向上のために良いことだ」と強調しました。
アルメニアは、ロシアが主導する軍事同盟CSTO=集団安全保障条約機構の加盟国ですが、隣国アゼルバイジャンとの紛争をめぐりロシアやCSTOが支援の義務を果たさなかったと批判し、CSTOへの参加凍結を表明していました。
アルメニア政府は今月9日にEU=ヨーロッパ連合への加盟交渉の開始に向けた法案を決定し、今後議会で審議される見通しで、“ロシア離れ”の動きを加速させています。
これに対し、ロシア側はアルメニアが旧ソ連の経済圏ユーラシア経済同盟のメンバーであり、双方に加盟することはできないとの認識を示し、EU加盟の動きをけん制しています。
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