独創性あふれる絵画やオブジェなどの創作活動を行う男性の作品展が甲府市で開かれています。

甲府市丸の内にあるギャラリー「1045甲府」で開かれているのは、『関根悠一郎アートスクール恐ろしくも愉快な生きものたち展』です。

会場にはアートスクールを主宰する甲府市の関根悠一郎さん(25)の絵画など約90点やスクールの生徒およそ10人の作品が展示されています。

関根さんは発達障害の一種アスペルガー症候群などと診断されながらも幼少期から創作活動を行っています。

関根さんの作品は自身が見たものや体験したことを頭の中で組み合わせてボールペンやインクペン、修正ペンなどを使って下書きをせずに一気に描き上げた独創性あふれる世界観です。

訪れた人は:
「題材がちょっと変わってて面白いなと思って、自分たちの発想にはない題材を使って。お魚でもあんないろんな描き方があるんだと思ってちょっとびっくりです」

このほか、関根さんが手掛けたかんななどの道具も展示されていて、会場にある絵画の額縁の一部はこのかんなを使って関根さん自ら製作しました。

関根悠一郎さん:
「その人がそれぞれ好きな風に面白いなとかこれ変わっているなとか好きに感じてくれればそれでいいと思います」

作品展は12日まで行われています。