この冬の豪雪に伴う人的被害が95人に上ることが青森県のまとめでわかりました。このうち90人が屋根の雪下ろしなど除雪中の事故でした。このほかにも、屋根に積もった雪の落下で建物被害が相次いでいます。

弘前市境関では7日午前、小屋の屋根の雪下ろしをしていた会社役員の相馬弘仁さん(67)が雪に埋もれているのが見つかり、意識不明の重体となっています。

こうした雪による人的被害を県がまとめたところ、2024年12月~2025年1月8日午前9時までに95人に上るということです。このうち死亡した人は4人、けがをした人は91人です。

また、死傷者95人のうち90人が屋根の雪下ろしなどの除雪作業中でした。

このほかにも、屋根に積もった雪が落下して一歩間違えると大けがにつながりかねない被害が県内で相次いでいます。

青森市浪岡北中野地区の住宅では、7日午後6時頃、屋根に積もった雪が落下してコンクリート製のブロック塀が約20mに渡って壊れました。

当時、この家に住む人は近くで除雪作業をしていましたが、けがはありませんでした。

住民は
「(雪が)急に落ちてきて、音とともに塀が飛び散って倒れてしまい…。命拾いしました」

また、藤崎町では7日午前、屋根に積もった雪が落ちて住宅の玄関部分が壊れているのが見つかりました。

消防によりますと、当時、住宅の中には60代の男性がいましたが、けがはなかったということです。

県は今後も大雪が見込まれるため、7日に津軽の10市町村を対象に災害救助法の適用を決め、屋根に積もった雪で倒壊する恐れがある住宅の除排雪などに補助をする計画です。