政治資金規正法違反などの疑いで刑事告発された自民党の国会議員2人が不起訴となったことがわかりました。

刑事告発は去年8月に富山中央法律事務所の水谷敏彦弁護士ら5人が富山地検に告発状を提出したものです。

告発状では、自民党の野上浩太郎参議院議員と田畑裕明衆議院議員に対し、自民党派閥の政治資金パーティーでキックバックを受けた金額を収支報告書に記載しなかったことが政治資金規正法の虚偽記載などに当たるとしています。
また、弁護士らは自民党県連に対しても2022年に開催した政治資金パーティーの経費を過大に計上した収支報告書を作成し、法人税法違反などの罪に該当すると告発していました。
富山地検は12月27日にこの告発を受理し、いずれも不起訴としました。
水谷弁護士は検察審査会への申し立てを検討しているということです。














