今年7月、福岡県志免町の卓球教室で、教え子の女子中学生2人に性的暴行やわいせつ行為をした男に対し、福岡地裁は懲役5年6か月の判決を言い渡しました。

判決などによりますと、福岡県志免町の卓球教室経営者深町義登被告(73)は、今年7月、自宅に併設する卓球場で、教え子の女子中学生(当時14)に性的暴行をしたほか、別の教え子の体を服の上から触るなどしました。

9日の判決で福岡地裁の鈴嶋晋一裁判長は、「卓球コーチという立場や関係性を利用して自らの性欲を満たす道具としてもてあそんだ」と指摘。

そのうえで「将来の健全な育成への悪影響も大きく被害結果は重大」だとして、深町被告に懲役5年6か月の判決を言い渡しました。