東北日本海側では、発達する低気圧の影響により西よりの非常に強い風が吹き、海上はしける見込みです。6日朝から昼前にかけて暴風に警戒し、6日昼前から昼過ぎにかけて高波に注意・警戒してください。また、東北日本海側を中心に6日昼前にかけて竜巻などの激しい突風や落雷等に注意してください。

気象庁によりますと6日は、日本海に発生する低気圧が発達しながら北日本を通過するため、東北日本海側では非常に強い風が吹く見込みです。
北日本の上空には強い寒気が流れ込むため、6日昼前にかけて東北日本海側を中心に、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。
このため積乱雲が発達し雷の発生する所がある見込みです。

6日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  東北日本海側 海上 20メートル (30メートル)
  東北日本海側 陸上 18メートル (30メートル)
  東北太平洋側 海上 18メートル (30メートル)
  東北太平洋側 陸上 15メートル (30メートル)

6日に予想される波の高さ
  東北日本海側   5メートル

東北日本海側では、6日朝から昼前にかけて西よりの非常に強い風による建物への被害や交通障害に警戒し、6日昼前から昼過ぎにかけて高波による船舶や沿岸施設等への被害に注意・警戒してください。予想以上に低気圧が発達した場合は警報級の高波となる可能性があります。また、東北日本海側を中心に6日昼前にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。なお、東北日本海側北部ではこれまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害の危険度が高まり、警報級の大雨となる可能性があります。6日にかけて土砂災害に注意・警戒してください。