ヒルトンは、2028年に広島県廿日市市の宮島口に新たに高級ホテルを開業すると発表しました。

ホテルの開業するのは、廿日市市にある広島銀行が所有する保養所施設「レゾナンス宮島」の跡地です。開業するのはヒルトンのラグジュアリーブランド「LXRホテルズ&リゾーツ」で、国内では京都に続く2軒目。県内には初進出です。

厳島神社の大鳥居を望む場所に位置し、宮島の街並みなど伝統的建築を取り入れたデザインだということです。宮島開発合同会社がホテルを開発し、ヒルトンが運営することになっていて、2028年の開業を目指しています。

「レゾナンス宮島」が老朽化したことから、10月から施設の解体工事が進められています。跡地にはヒルトンのホテルのほかに広島銀行も新たな施設整備の検討を始めているということです。

ヒルトンのホテルは、2年前に中四国地方では初めて広島市に開業しています。
ヒルトンは「海外からの注目度も高まる厳島神社を展望できる特別な立地で、最上級のホスピタリティとサービスをお届けできるよう、開業に向けて万全の準備を進めてまいります」とコメントしています。