中国で今年の「10大流行語」が発表されました。急速に進みつつあるAI=人工知能の分野や高齢化に関する言葉も含まれ、いまの中国社会の世相が反映されたものとなっています。
中国の出版社が毎年発表している「10大流行語」。
今年も「2024年10大流行語」が2日、発表されました。
中国で急速に進化する「AI」と「デジタル化」を組み合わせることでイノベーションや効率化につなげる動きを指す「数智化」という言葉が選ばれました。
一方で、AIは人類の幸せにつながるものでなくてはならないと考える「智能向善」という言葉もランクインしています。
また、新型コロナが落ち着き、中国を訪れる外国人観光客が増えつつある中、アメリカ人インフルエンサーが万里の長城で英語と中国語を組み合わせて使った「city不city」という言葉も選ばれ、「イケてる?」「おしゃれ?」などの意味でインターネット上で広く使われるようになりました。
このほか、退勤しても仕事の連絡が来るなど、社会人が仕事のストレスをなかなか解消できず、疲れている様子を意味する「班味」。
高齢化が急速に進みつつある中国社会で高齢者の活躍する分野がますます広がりつつあることを意味する「銀髪力量」。
パリオリンピックでメダルを獲得するなど、各分野で大人顔負けの活躍をする子どもたちを意味する「小孩哥・小孩姐」などの言葉が選ばれています。
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