新しいエネルギー資源として注目されているメタンハイドレートに親しんでもらおうと2日、新潟県 上越市の小学校で出前授業が開かれました。

上越市の大潟町小学校で開かれたこの出前授業は上越沖などで存在が確認されている表層型メタンハイドレートを地元の子どもたちにも親しんでもらおうと県が開いたものです。

【東京海洋大学 青山千春 特任 准教授】「耳を近づけてもらうと何か音がします。それを耳を澄ませて聞いてみてください」

「燃える氷」とも呼ばれるメタンハイドレートの燃焼実験も行われ、子どもたちは楽しみながら未来のエネルギーへの理解を深めていました。

【児童は】「不思議で面白かったです」

【児童は】「氷が燃えたのに(溶け出た)水が冷たくてびっくりしました」

青山 特任准教授によりますと、上越沖のメタンハイドレートの調査は先月末に終了し、来年度には調査の報告が行われるということです。