今年11月の福岡市長選挙をめぐる動きです。市議会の野党最大会派「福岡市民クラブ」の田中慎介議員が20日に辞職し、出馬を正式に表明しました。
◆田中氏は福岡市出身の44歳
田中慎介市議「まずは現在の市民生活にしっかりと目を向けること。そして、等身大の福岡市の姿を見据えること。このことから始めるべきだと考えています」
田中氏は20日の会見でこのように述べ、現在の市政運営について「見栄えの良い情報発信ばかりで、市民生活は豊かになっていない」とし、「一部の成長ではなく、みんなの成長を目指すべき」と主張しました。田中氏は福岡市出身の44歳で、2007年に初当選。4期にわたって市議を務めていましたが、20日に議長宛に辞職願を提出し許可されました。
◆現職・高島氏は進退を明らかにせず
市長選をめぐって、現職の高島宗一郎市長は「決算の議会審議が終わり次第、決断したい」と述べ、進退を明らかにしていません。また、これまでに会社員の熊丸英治氏が立候補を表明しています。
福岡市長選は、11月6日に告示され20日に投票と開票が行われます。
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