学びを通して地元への愛着を持ってもらおうと、山口県美祢市は高校生を対象にした公設の塾を設置しました。

25日、定例会見で篠田市長が明らかにしました。

美祢市公設塾「ラーニングスペース」は、市が高校生を対象に、それぞれの関心を深める活動や英語や数学などの学習を支援します。

学びを通して、地元への愛着を持ってもらうことが目的です。

地域の人たちを特別講師に招き、仕事や生き方などさまざまな話を聞くことによって将来の進路決定にも役立てもらいます。

また、民間の提供するオンラインの学習サービスを使って、外部に委託した専門のスタッフが指導にあたります

開催は月曜を除く平日の夕方と土曜日の午後で、月謝は3000円、学習サービスの使用は別途費用がかかります。

市は、仲間や地域の人たちと学ぶことでまちに愛着を持ってもらえれば、将来人口減少など地元の課題解決に関わる人材を育てられるのではと期待しています。