〈大相撲九州場所・十二日目 21日 福岡国際センター〉
多くの相撲ファンが注目した21日の結びの一番。それは、これからの大相の新時代を担うと期待されている2人の日本人力士の直接対決が実現したからだ。
十二日目の結びの一番は、西前頭十六枚目の尊富士(25=伊勢ヶ濱)と新大関の大の里(24=二所ノ関)の“ライバル対決”となった。
角界に入ってから2人の対戦は、尊富士が110年ぶりに新入幕優勝を果たした春場所のみで、その際は尊富士が大の里を「押し出し」で下していた。
2度目の直接対決。2人の力士が土俵に上がるや否や福岡国際センターは歓声に揺れた。
そして十二日目の大一番を迎える―。
両者共に素早い立ち合いから、当たった大の里がそのままの勢いで尊富士を押し出した。
2度目の“ライバル対決”は大の里が尊富士を「押し出し」で下した結果となった。
これで2人の今場所の成績はともに8勝4敗に。
取組後に2人は軽く会釈をしあう様子も見られた。
“大尊時代”の到来を期待するファンや好角家からの声は、本格的な冬を前にさらに熱を帯びている。
【基本情報】
尊富士 弥輝也(たけるふじ・みきや)は青森県五所川原市出身の25歳。木造中学-鳥取城北高-日大を経て伊勢ヶ濱部屋に入門。
【尊富士の2024年】
初場所 13勝2敗で十両優勝
春場所 13勝2敗で幕内優勝
夏場所 けがのため全休
名古屋場所 初日から休場。中日から2連勝もその後再休場
秋場所 13勝2敗で十両優勝














