コンセプトは“家族で楽しめる”

しかし、ジェイテクトSTINGS愛知の魅力は選手だけではない。チームは「家族みんなで楽しめる」をコンセプトに、様々な取り組みを行っている。

チームの部長は「いろんな催し物をして、ただ試合を見に来るだけではなく、家族がみんなで来て一日過ごせる場所を提供したい」と語る。その一環として、今シーズンからリニューアルされたのが屋外施設「スティンビーランド」だ。ここでは、子どもから大人まで参加できる様々なミニゲームが用意されている。

ジャンプ力を競う「跳人王」、ボールに触れればチャレンジ成功の「フライング・レシーブチャレンジ」、的に向かってサーブを打つ「サーブチャレンジ」など、バレーボールにちなんだゲームが盛りだくさんだ。

家族連れのファンからは「子ども向けのものもあってすごく楽しいです。いろんなイベントがあるのはうれしいですね」「子どもを連れてちょっとのぞきに行こうかなと思えるのがいいなと思います」といった声が聞かれた。

さらに、試合前にはアリーナ内のコートが開放され、選手がどれほどの高さでプレーをしているのか、間近で実際に体感できる機会も設けられている。