山口県山口市で車いすに乗った高齢の男性がひき逃げされ死亡した事件で、逮捕・送検された飲食店経営の男が、当時、飲酒運転をしていた可能性があることがわかりました。



飲食店を経営する容疑者は、今月10日未明、山口市穂積町の市道で乗用車を運転し、車いすに乗っていた川崎一摩さんをひき逃げした疑いで逮捕・送検されました。

川崎さんは病院に運ばれましたが、死亡が確認されたため、警察は容疑を過失運転致死などの疑いに切り替えて捜査をしていました。

警察が直前までの行動や防犯カメラの映像などから、容疑者が当時、飲酒運転をしていた可能性があることが分かりました。

容疑者は乗用車で自宅の方向に向かっていたということで、警察は酒気帯び運転の疑いも視野に捜査を進めています。