フグの本場、山口県下関市でアメリカに向けて、今シーズン初めての出荷作業がありました。


アメリカに輸出されるのは長崎県産の養殖トラフグ、およそ300キロできょう、今シーズン初めての出荷作業がありました。

下関市の水産卸業者を中心につくる「下関ふく輸出組合」は1989年からアメリカにトラフグを輸出しています。

輸出されるのは、毒のある内臓などを取り除いたもので、真空パックにして輸送用のボックスにつめていきました。

今シーズンは、年明けにかけて例年並みのおよそ1トンが輸出される予定です。

水産加工会社 畑水産 畑栄次社長
「フグがおいしい季節になりましたのでぜひおいしい刺身、そして」、鍋を食べて温まっていただきたいです」

出荷されたトラフグは、福岡から羽田空港を経由し、ニューヨークや、ワシントンなどに渡り、日本料理店で提供されるということです。