いすゞ自動車の片山正則会長が7日、母校の光高校(山口県光市)で講演会を行いました。



講演会には全校生徒およそ600人が参加しました。

光高校は毎年、各界で活躍する卒業生らを招いて、これからの生き方などを考える機会にしてもらおうと講演会を開いています。

今年の講師、いすゞ自動車の片山正則会長は1973年3月に光高校を卒業。78年に、東京大学からいすゞ自動車に入社しました。今年からは日本自動車工業会の会長も務めています。

演題は「可能性の海へ・船を漕ぎ出せ」。

自身の経験をふまえて、自分が主体的になって選択すること、決断することが大事と語りかけました。

いすゞ自動車 片山正則 会長
「それぞれ、どういう選択をするかというのを、やはり自分が決めていくことだと強く意識してほしいと思います」



生徒たちは熱心な表情で聞き入っていました。

生徒
「今後の進路の参考にさせていただきたいと思っています」
「人生の岐路にたった時にもいかそうと思いました」
「いろんな取捨選択をして、人生は自分で決めるというのを大事にしていきたいなと思います」

「若者には無限の未来がある」という先輩からのエールは、多くの生徒たちの心に届いたようでした。