今シーズン初めてとなる冬の渡り鳥の生息調査が7日朝、宮城県内一斉に行われました。

渡り鳥の生息調査は、県内の沼や河川などおよそ500か所で行われました。このうち、栗原市と登米市にまたがる県内有数の越冬地、伊豆沼では、県の職員らがマガンなどの数を調べました。

伊豆沼周辺では今シーズン、9月20日にマガンが、10月11日にハクチョウが確認されて以降、飛来が順調に進んでいます。

県伊豆沼・内沼環境保全財団が10月25日に行った独自の調査では、例年並みのおよそ9万3000羽が確認されています。

県伊豆沼・内沼環境保全財団 嶋田哲郎研究室長:
「日本(の秋)は暑かったが、北の方の寒さによって南下してきて数が増えてきている」

渡り鳥の生息調査は来年3月までの間に3回行われます。