<J1第35節 鳥栖2-1町田 駅前不動産スタジアム 3日>
来季のJ2降格が決まったサガン鳥栖は3日、ホームで3位のFC町田ゼルビアと対戦。期待の若手2選手のゴールで7月6日以来の勝利を収めた。これで鳥栖は、J1通算150勝を達成、また木谷公亮監督が就任後、初めての白星となった。
ここ12試合勝ち星なしと苦しむ鳥栖は、エースのマルセロヒアンが出場停止。FWには、高校3年の鈴木大馳が今季初めてスターティングメンバーに抜擢された。
今季優勝争いを展開するJ1・3位の町田を相手に、開始から積極的に攻め込むも、なかなか決定機を作れない。
しかし、前半20分、中原からのスルーパスを、右サイドで原田が受け、中央へグラウンダーのクロス。反応したのは鈴木。しっかりとゴールへ流し込み、起用に応える先制弾。8日に18歳の誕生日を迎える期待の新星が、嬉しいJ1初ゴールをマークした。
この1点差をキープし、後半に入るが、優勝の可能性を残す町田が猛攻。後半15分には、相馬に強烈なミドルシュートを狙われるが、ここは守護神のGK朴一圭が好セーブで得点を許さない。
しかし、後半21分、ロングスローから、ピンチを迎える。クリアボールが、ペナルティエリアの外でフリーとなっていた、ドレシェヴィッチのもとへ。ダイレクトで放たれたシュートは、ゴール右隅に突き刺さり、試合は振り出しに戻った。
やや町田ペースで試合が進む中、試合が動いたのは後半39分だった。鳥栖はコーナーキックを得ると、西矢が中央へ蹴り込む。町田もクリアするが、こぼれ球に途中出場の寺山翼が頭で反応し、きっちりとゴールへ押し込んだ。FC東京から期限付きで加入の24歳も、これがJ1初ゴール。
このゴールを最後まで守り切った鳥栖は、13試合ぶりの勝利。木谷監督は就任後初白星で、鳥栖にとってはJ1通算150勝目と、ダブルでメモリアルな1勝となった。
来季はJ2での戦いが確定しているなか、8000人を超えるファンが集まったホームゲーム。大仕事を成し遂げたホープの2人が勝利の中心にいた。
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