31日、政策金利の維持を決めた日銀の植田総裁は、利上げを判断するにあたり、これまで繰り返していた「時間的な余裕はある」との表現をやめると明らかにしました。総裁の発言を受けて、外国為替市場では円高が進みました。
日本銀行 植田和男 総裁
「『時間的余裕を持って見ていく』という表現は不要になる」
日銀は市場が大きく動いていた8月以降、『時間的余裕がある』との表現で利上げを急がない姿勢を示していましたが、植田総裁は「やめて普通の金融政策のやり方に戻る」と話しました。
その背景について植田総裁は、特に注意深く見るとしてきたアメリカ経済が「リスクの度合いは少しずつ下がってきている」との分析を示しました。
植田総裁の会見を受けて、市場では「次回12月会合での利上げもあり得る」との観測が広がり、円相場は1ドル=151円台後半まで円高が進む場面もありました。
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