【9月27日 13時〜ライブ配信】
岸田総理の後継を決める自民党総裁選。新総裁が誕生する瞬間を、速報を交えながらライブでお伝えします。

“三つ巴”の戦いか

JNNの最終盤の情勢調査では、▼石破元幹事長、▼高市経済安全保障担当大臣、▼小泉元環境大臣の3人がトップを競っていますが、いずれの候補も過半数を得ることはできず、この3人のうち2人による決選投票にもつれこむのが確実な情勢です。

こうした中、昨夜、麻生副総裁が一部の麻生派の議員に連絡し、高市氏に投票するよう伝えたことが関係者への取材で分かりました。

一方、参院幹部はJNNの取材に対し、「すべての参院議員に、決選投票では石破氏に入れるように働きかけている」と話しています。

小泉氏の陣営も議員票の積み増しが進み、他の候補に差をつけて議員票でトップを取ることに自信を見せています。

自民党総裁選 候補者は?

9月27日に行われる自民党総裁選には、過去最多の9人が立候補しています。

(以下、届け出順)
高市早苗経済安保担当大臣
小林鷹之前経済安保担当大臣
林芳正官房長官
小泉進次郎元環境大臣
上川陽子外務大臣
加藤勝信元官房長官
河野太郎デジタル大臣
石破茂元幹事長
茂木敏充幹事長

自民党総裁選 投票の仕組みは?

<第1回投票 仕組み>
総裁選挙は、国会議員1人1票の「国会議員票」と、全国の党員・党友による投票で配分が決まる「党員票」で争われます。

▼衆参国会議員368人×1人1票=368票
▼全国の党員・党友による「党員票」=368票の、合計736票のうち、過半数を獲得した候補がいれば、1回の投票で新総裁が選出されます。

<決選投票 仕組み>
過半数の票を獲得する候補者が出なかった場合、上位2人による決選投票が行われるます。

決選投票は、
▼衆参国会議員368人が1人1票=368票
▼各都道府県連に1票ずつ割り振られる「地方票」=47票の合計415票で争われ、これで過半数を獲得した候補者が新総裁に選出されます。