今月15日に開催される「日本一(にほんいち)の芋煮会フェスティバル」に向け、けさ、フェスティバルで使われる直径6.5メートルの大鍋「三代目鍋太郎」が会場の山形市の馬見ヶ崎川河川敷に移されました。
辺りはまだ薄暗い、けさ5:30頃。
山形市の馬見ヶ崎川沿いの道路で、大鍋、「三代目鍋太郎」の移動作業が始まりました。

移動距離は100メートルほどですが、三代目鍋太郎の大きさは直径6.5メートル、重さはおよそ4トンにもなり、慎重に作業が進められます。
まずクレーン車で大鍋を吊り上げ、トラックの荷台に載せて移動します。

そして、河川敷に着くと、クレーン車で吊り上げては、トラックに載せる作業を繰り返し、かまどに向け少しずつ移動させました。

今月15日に行われる今年の「日本一の芋煮会フェスティバル」では、醤油ベースの芋煮が3万食提供されるほか、しお味の芋煮も5千食提供されるということです。

最後の最後のまで微調整を重ね、作業開始からおよそ1時間。
ようやくかまどの土台に大鍋の設置が完了しました。

日本一の芋煮会フェスティバル実行委員会 村岡達啓 実行委員長「9月15日の日本一の芋煮会に向けていよいよだなという思いを感じています。今年のテーマ「歓を尽くす」とあるように来場いただいた皆さんが笑顔で大いに楽しんでいただけるような芋煮会にしたいと思っています」

きょう移動した大鍋は、あさって洗浄作業が行われ、今月15日に開催される「日本一の芋煮会フェスティバル」に備えます。
