長洲町の住宅に少なくとも3人の男が押し入り、現金が置いてあった乗用車ごと奪い逃走しました。警察は強盗傷害事件として逃げた男らの行方を追っています。

警察によりますと、きょう9月1日 午前6時頃 長洲町(ながすまち)の住宅に少なくとも男3人が押し入り、この家に住む建設会社会長の男性(69)とその妻(55)
の手首を粘着テープで縛り
「金を出せ」などと脅し、2人を殴ったということです。


男性が「金は車の中にある」と伝えたところ、男らは乗用車ごと奪って逃走しました。
建設会社会長の男性は手などにけがをしたとみられています。

奪われた現金の額は明らかになっていません。

一方で、現場から1キロほど離れた空地で奪われた乗用車が見つかっています。
逃げた男は少なくとも3人いて、黒っぽい服装をしていたとみられています。


男らは現在も逃走中で、警察は強盗傷害事件として行方を追っています。

記者中継
「現場はJR鹿児島線の田畑や住宅が点在する場所で、今も被害のあった住宅では、鑑識作業が行われています。近隣住民によりますと、早朝は散歩をする人はいるものの、人通りは少ない場所だということです。また住宅敷地内に座り込んでいた被害者の男性を見つけたという近隣住民によりますと、男性ははだしで右手から出血していて左手にも血がついていたということです。この住民は、きょうは午前3時ごろには起きていたということで、『事件があった午前6時ごろには、窓を開けていたが不審な物音は聞こえなかった』と話し、事件の発生を驚いて聞いていた様子でした」