「夏に打つ!」と題して、静岡市が新型コロナワクチンの3回目接種率が低い10代から20代向けの集団接種会場を臨時に開設しました。多く若者たちで900人分の予約枠がいっぱいになりました。
静岡市が8月31日、臨時で開設したワクチンの接種会場。10代から20代で3回目ワクチンを接種していない人へ、市が事前にハガキを送ったこともあり、900人分の予約枠はすべて埋まりました。
<静岡市ワクチン対策課 若月秀文課長>
「若者の3回目の接種率が低いこともあって、若者を中心とした臨時の特別会場を設けた」
静岡市での3回目の接種率は8月25日の時点で、10代が41.92%と半数以下。20代が53.34%で若い世代の接種率の低さが目立ちます。
<接種者>
「(新学期が)始まってからだとなかなか時間が取れないので、今受けようと思って来た」
「大学生なんですが、学生の(感染者が)増えてきて、怖くなったので、接種する決断をした」
「9月中旬から新学期で、遊びにも行くので打って安心かなと」
<静岡市ワクチン対策課 若月秀文課長>
「(9月も)集団接種会場を設けているので、ぜひ、みなさん、まだ打ってない方、接種を希望される方は、ぜひ足を運んで欲しい」
静岡市は9月1日、3日、7日、8日にも300人規模の集団接種会場を設ける予定です。
静岡市の担当者は若者は高齢者に比べ、かかりつけの病院がないことが多いので、集団接種会場を設け、若い世代の接種率を上げたいと話していました。
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