大手鉄鋼メーカーの日本製鉄とJFEスチールが二酸化炭素の排出量削減を念頭に、オーストラリアの炭鉱の権益を取得すると発表しました。取得金額は両社で合わせておよそ1600億円規模です。
日本製鉄とJFEスチールによりますと、製鉄用の原料炭を供給するオーストラリアの鉱山会社「ホワイトヘイブンコール」が保有するブラックウォーター炭鉱の権益を取得するということです。
▼日本製鉄は7億2000万ドル、日本円でおよそ1080億円を投じて20%の権益を取得。▼JFEスチールは3億6000万ドル、およそ540億円を投じて10%の権益を取得します。
両社によりますと、この炭鉱の石炭は不純物が少なく、製鉄の際の二酸化炭素の排出量を削減できるということです。日本国内の産業部門から排出される二酸化炭素のうち、鉄鋼産業が4割近くを占めるとされていて、メーカーは脱炭素化への対応を急いでいます。
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