7日夜、埼玉や群馬、山梨で1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降り、「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました。

報告
「埼玉県庁に雷が落ちました。屋上の角が壊れています」

地面には落雷で壊れた埼玉県庁の破片が落ちています。7日夜、さいたま市内では雷が何度も確認されました。

「記録的短時間大雨情報」が発表されたのは、埼玉県のときがわ町、鶴ヶ島市、東松山市、鳩山町、川越市付近などのほか、群馬県の下仁田町付近と山梨県の甲斐市北部付近で、1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられます。

埼玉県内では、これまでに床上・床下合わせて13棟の浸水被害が確認されています。

駅のアナウンス
「運転再開は未定です」

埼玉の本川越駅では線路が冠水。

西武池袋線や東武東上線などで一時運転を見合わせたため、タクシー乗り場に行列が出来ていました。

また、JR東海によりますと、東海道新幹線は7日夜、雨の量が規制値を超えたため2回にわたって一時運転を見合わせました。

一方、羽田空港では雷雨の影響で日本航空と全日空で欠航した便も出ていて、羽田に着陸できず出発地に引き返した便もあるということです。