松山城の城山で発生した土砂崩れで、山頂付近を調査した愛媛大学の研究者チームが19日、報告会を開き、緊急車両用道路の亀裂に沿う形でがけが崩壊していたことなどが報告されました。
報告会は、土砂崩れ発生の3日後の今月15日、山頂付近などを調査した愛媛大学の防災や地質の専門家が参加して行われました。
報告では、土砂が防護ネットや擁壁を破壊し住宅に流れ込んだ様子などを撮影した写真や、天守閣から落ちた雨水が、緊急車両用道路の付近を通る水路に流れ込む様子を記録した動画も示されました。
そして、緊急車両用道路に生じていた亀裂に沿う形でがけが崩壊していたことが報告されたほか、石垣の内部にしみこんだ水が道路の下の地盤に流れ込む「流路」の存在も推察されると指摘しています。
愛媛大学 大学院理工学研究科・岡村未対教授
「一番下流部の、被災した家屋があった近くの現場だが、いくつかのところで水が湧き出している。いわゆる『水道』というものが、色んなところにある可能性がありますので、こういうことも含めて調べるのは非常に複雑」
一方で研究グループは「単純なモデルで説明することは困難で、原因の究明には多面的な検討が必要」という認識を示しました。
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