■メジャーリーグ エンゼルス 3-4 タイガース(日本時間21日 コメリカ・パーク)
エンゼルス・大谷翔平(28)が敵地で行われたタイガース戦に“1番・DH”でスタメン出場。1回の第1打席、タイガース先発T.アレクザンダー(27)から2球目の外角高めのストレートを逆らわずに左中間へツーベース。タイガースのセカンドJ.スクープと笑顔で会話する姿も見られた。前日のノーヒットから一転、いきなり長打でチャンスを作ると、3番L.レンヒーフォ(25)のタイムリーで大谷がホームを踏み、エンゼルスがわずか4球で先制した。
1回裏から突然、雨が降り出したデトロイト。雨の中迎えた2回、大谷の第2打席、第1打席とは全く違う内角低めボール球のシンカーを振りぬき、ライト前へ2打席連続ヒットを放った。今シーズン30度目のマルチヒットをマークした。
3対3と同点で迎えた4回の第3打席は、2死ランナーなしと一発狙いたい場面。大谷はカウント1-0からの2球目のカットボールをフルスイングしたがファール。3球目のスライダーもフルスイングでファールと力を入れるとボールをとらえきれない。1-2と追い込まれ4球目、外角低めの91マイル(146キロ)のシンカーを見逃し、三振に倒れ、大谷は相手の完璧なコントロールに天を仰いでベンチに戻った。
そして、7回の第4打席、1死ランナーなしの場面はカウント1-1からのチェンジアップを強振。これが右足つま先を直撃する自打球に。大谷は右足にレガースをしていたが覆われていないつま先に打球が直撃し、大きな声を出してうずくまってしまった。何とか痛みに堪え打席に入ったが、カウント2-2からカーブに空振り三振に倒れた。ベンチに戻る際も右足を引きずりそのままベンチ裏に入ったため心配されたが、すぐに戻ってきた。
大谷は4打数2安打で打率.266となった。
明日は大谷が“二刀流”で先発予定。自打球を当てた右足はピッチャープレートを蹴り上げる足のため、翌日の腫れや痛みが心配される。
注目の記事
JR西日本管内「100円の収入に9945円の費用がかかる区間」はどの路線?輸送密度2000人/日未満の線区を発表 「本線」と名のつく3つの路線も対象に

なぜ?「耳をふさがない」イヤホンが人気…“音漏れ”や“通話”に独自技術搭載も【THE TIME,】

アライグマとみられる動物に住宅街で女性が噛まれる 足が腫れスニーカーにも大きな穴 対処は?【岡山】

「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】









