福島県桑折町では、県産モモの主力品種「あかつき」の出荷が例年より10日ほど早く始まりました。

桑折町にあるJAふくしま未来の共選場では、16日からあかつきの出荷が行われています。あかつきは、肉厚で香りが高く、糖度が高いのが特徴で、今年は、春先から気温が高い日が続いたため、例年より10日ほど早く出荷が始まりました。

共選場では、モモをひとつずつ手に取って傷がないかを確認したあと、機械で糖度や大きさごとに分け、丁寧に箱に詰めていました。

JAふくしま未来によりますと、今年は雨が少なかったことから実はやや小ぶりですが、甘さは十分だということです。

あかつきの出荷のピークは23日ごろの予定で、市場に出回るのは7月いっぱいになる見込みです。