■第104回全国高校野球選手権大会 第12日目 第2試合(18日 甲子園)
準々決勝 高松商業(香川)6ー7 近江(滋賀)
高松商業は1点を追うに8回1死一・二塁、浅野翔吾(3年)の場面で近江は先発・山田陽翔(3年)から2人目の左腕・星野世那(3年)に交代。浅野は左飛、井櫻悠人(3年)は内野安打で2死満塁も渡辺升翔(3年)は二ゴロに倒れた。9回も2死から2つの四球で一・二塁も大坪太陽(3年)が二ゴロに終わった。1970年以来、52年ぶりのベスト4進出はならなかった。
高松商業は去年12月にイチローさんの指導を受けて夏の甲子園へ出場を果たしていた。
高松商業は先攻。甲子園通算10勝を誇る近江の先発・山田に対して1回、1番・浅野がスライダーをレフトへ弾き返しツーベースで出塁、1死三塁も渡辺升は空振り三振、3回戦で先制タイムリーを放った山田一成(3年)は三ゴロに終わり先制できず。
2点を追う3回、先頭・大坪が四球、犠打失敗で1死一塁から浅野が146キロのストレートをセンターバックスリーンに叩き込む2ランで同点。今大会自身3本目、高校通算67本目、大会26号の本塁打。
1点を追う5回2死一塁から浅野がこの日3本目の安打で2死一・三塁とし、井櫻のタイムリー内野安打で同点。
3-5と2点を追う7回1死一・二塁から、ここまで3安打の浅野に申告敬遠で満塁から井櫻と渡辺升の連続タイムリーで同点、2死満塁から久保慶太郎(2年)の押し出し死球で勝ち越していた。
先発は今大会初先発・左腕の大室亮満(2年)。1回2死二塁から4番・山田にタイムリーを浴びる。2回、1死二・三塁から犠飛でさらに1点を失う。2-2で迎えた3回、3四球で2死満塁からタイムリーを浴びると3-3に追いついた直後の5回にも勝ち越しタイムリーを打たれた。
6回から背番号「11」の右腕・橋崎力(3年)が山田にタイムリーを打たれ1点を失ったあと、エース左腕・渡辺和大(3年)が1死一・二塁から登板し2死満塁しするもピンチを切り抜けていた。
6-5と1点を勝ち越した7回、1死二塁から津田基(3年)と中瀬樹(3年)にタイムリーを浴び逆転を許していた。
夏の甲子園出場は高松商業は3大会連続22回目、近江は4大会連続16回目。高松商業は2回戦で佐久長聖(長野)に 14ー4、3回戦は九州国際大付(福岡)に 2ー1で勝利、近江は1回戦で鳴門(徳島)に 8ー2、2回戦は鶴岡東(山形)に 8ー3、3回戦戦は海星(長崎)に 7ー1で勝利し、ともに準々決勝に進出していた。
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