親が働いているかにかかわらず、保育園などを一定時間利用できる「こども誰でも通園制度」をめぐり、こども家庭庁は虐待が疑われる子どもや日常的に医療的なケアが必要な子どもを受け入れた事業者に対し、国からの補助を拡充する方針を明らかにしました。
岸田総理は5日、千葉県の保育園を視察し、「こども誰でも通園制度」をめぐり国からの補助を加算する方針を表明していました。
こども家庭庁によりますと、現在、子ども1人あたり1時間850円を基本としている補助金を、▼虐待が疑われる子どもを受け入れる場合は400円、▼たんの吸引など医療的ケアが必要な子どもを受け入れる場合は2400円、それぞれ上乗せするということです。
今年4月以降に該当する子どもを受け入れている事業者には、さかのぼって支給する方針です。
制度をめぐっては、対応する保育士が不足しているなどの課題も指摘されていますが、岸田総理は「様々なニーズや声を踏まえながら制度の本格導入に向けて検討を加える」としています。
注目の記事
「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
