高騰しているブロッコリーへの支出が4割減ったことが総務省の5月の家計調査でわかりました。また、海外へのパック旅行への支出も半分まで落ち込んでいます。
5月の家計調査では、2人以上の世帯が消費に使った金額は29万328円となり、物価の変動を除いた実質で去年5月と比べて1.8%減少しました。マイナスになるのは2か月ぶりです。
大幅に減少したのは、天候不順で高騰していたブロッコリーへの支出金額は去年より40.2%減少しました。また、キャベツへの支出も29.9%減っています。
そのほか、▼魚介類が3.9%の減少、▼肉類が2.1%の減少などとなっていて、「食料」全体は3.1%減っています。
また、▼冷蔵庫や洗濯機などの家庭用耐久財は25.4%、▼携帯電話通信料は格安の通信会社やプランへの乗り換えなどで16.0%減少したほか、円安の影響で大型連休中の海外旅行が伸び悩み、▼外国パック旅行費は53.8%の減少でした。
物価高が長引くなか、家計が節約意識を強めているとみられています。
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