武田信玄ゆかりの地、山梨県甲府市。
大一番の舞台は、約1200年の歴史を重ねる湯村温泉郷にある「常磐ホテル」。
「甲府の迎賓館」とも呼ばれる、格調高きホテルです。


将棋の叡王戦の第5局は6月20日午前9時に始まりました。
藤井聡太八冠vs伊藤匠七段、これまで2勝2敗の両者、21歳の若きトップ棋士の激突です。
20日の最終局でシリーズは決し、勝者が「叡王」のタイトルを獲得します。

藤井八冠の防衛か? 伊藤七段が初のタイトル獲得となるのか?
19日夜、会場の常磐ホテルで行われた前夜祭では…
(藤井聡太八冠 21歳)
「あしたは大きな対局にはなるが、全力を尽くして熱戦にしたい」
(伊藤匠七段 21歳)
「あすは大変大きな一局になるので、緊張感もあるが、しっかりと集中して臨んで良い勝負をお見せできるように頑張りたい」


この第5局で仮に藤井八冠が敗れると、去年10月から続く八大タイトルの独占が崩れます。これまで一度もタイトル戦で敗れたことがないだけに、一つの負けでも大きなニュースになってしまう「藤井一強時代」が続いてきました。

タイトル戦では歴代トップの「22連覇」。私たちは、藤井八冠の活躍を通して新たな歴史を見続けてきたというわけです。
20日の対局開始に立ち会った、樋口雄一甲府市長は大役を果たして…
(甲府市 樋口雄一市長)
「こちらは緊張しているが(2人は)自然体だった。将棋ファンのみならず、全世界、日本中に発信してもらえれば、甲府としてもこんなにありがたいことはない。武田信玄以来です」


また、藤井八冠の地元、愛知県瀬戸市では…
(60代)
「(藤井八冠は)瀬戸を広めてくれるすごい方、気負わないで頑張ってください」
(20代)
「年が近いのに藤井八冠は本当にすごいなと。八冠を守れるかどうかがかかっているので、ドキドキ」
注目の大一番「叡王戦」第5局は、20日夜までに決着する見込みです。















