昭和初期に誕生した北九州市の黄金市場(こがねいちば)を地元の不動産会社が主体となって再開発することがわかりました。北九州市では市場での火災が相次いでいますが、再開発を手がける不動産会社は「5年以内に人で賑わう街に復活させたい」と話しています。

最盛期には120店舗以上が営業 火災の危険度高く「特定消防区域」に

小倉北区三萩野にある「黄金市場」は、北九州の台所「旦過市場」から南に約1キロの場所にあり、近くにはメディアドームや北九州市民球場があります。

地元の不動産会社「レトロ」が黄金市場の土地、約2800平方メートルを取得していて、5年以内の再開発を目指しています。

買い物客はー「老朽化も進んでいるから、しょうがないのかな。ちょっと悲しいですけどね」「野菜も安いですし、すごく使っています。鉄筋になるんだったらちょと安心します」


若松康志記者「黄金市場は木造の建物が密集していることから、北九州市から火災の危険度が高いとして『特定消防区域』に指定されています」