新型コロナウイルスの感染拡大による医療機関のひっ迫を解消しようと、静岡県富士宮市はドライブスルーによる検査キットの配布を始めました。
<竹川知佳記者>
「ドライブスルーにすることによって抗原検査キットをより早く届けることができるということです」
静岡県富士宮市の救急医療センターで10日から始まったのが、新型コロナの抗原検査キットの無料配布です。感染拡大を受けて、富士宮市では重症化リスクの低い若い人が診察に殺到し、重症化しやすい高齢者の診察が間に合っていない状況が続いています。
このため、発熱などの症状がある市民を対象に、まずは自宅などで感染の有無を判定してもらうため、検査キットを配布することにしました。受診の目安や在宅療養の注意点、市販薬の活用方法などについてまとめた資料を一緒に渡し、感染者の不安を減らす工夫もしています。
<富士宮市保健福祉部 宇佐美巧部長>
「医療体制が弱くなるお盆の前に立ち上げて、お盆の期間も通じて実施をする。症状のある方が予約をした当日に受け取ることができるように」
検査キットの無料配布は8月24日までの予定です。
注目の記事
「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い









