土壇場での採決見送りに岸田総理の政権運営は、さらに厳しさを増しています。国会記者会館から官邸キャップの川西記者です。
採決直前での二転三転劇に、自民党内からも「ガバナンスが崩壊した」との声が漏れるなど、政権として危機的状況にあることが露骨に示された格好です。
岸田総理
「(今国会での解散について)今は政治改革をはじめ、先送りできない課題に専念しております。それらにおいて結果を出すこと、それ以外のことは考えておりません」
けさ、今の国会で解散総選挙に踏み切るかどうかについて、岸田総理はこのように答えました。
9月の自民党総裁選挙に向け、解散総選挙で国民の審判を受けたうえで再選を目指すというのが基本戦略でしたが、直近の衆院補欠選挙や静岡県知事選での敗北で「とても解散どころではない」という声が政府・与党内では支配的です。
先日、岸田総理が総理公邸でひそかに岸田派幹部と会談した際には、出席者から「解散して自民党を下野させた総理になるよりも、憲法改正を発議した総理として名を残すべきだ」と促される場面もあったといいます。
今後は、その憲法改正を目指すほか、今月から始まった1人4万円の定額減税や外交成果などを訴えていく方針ですが、今回の規正法改正をめぐって麻生副総裁・茂木幹事長との溝をさらに深めるなど、政権の求心力は低下する一方です。
注目の記事
「2・9・6・0」 娘が残した最後のメッセージ 命がけで守った口座には“母娘の夢” 死刑求め続けた母 19年目の告白【名古屋 闇サイト殺人事件 前編】

熊本地震1か月 企業防災訴える震災遺族の思い「息子と同じ構図」イオンモール熊本の爆発事故

夏休み明けに不登校になった息子「なんで生きてるんだろう」問われハッとした母「どうにかして学校に行かせようとしていた」 新学期の登校に不安…悩む親子へ「学校が全てじゃない」

阿部寛さんから、余命宣告を受けた夫“ヒロシ”に届いたハガキ…大ファンだった夫は「今も近くでVIVANTを観ていると思います」

高専女子学生殺害事件から20年「なぜ娘は殺されたのか…」今も消えることのない母親の思いと娘にかけたいことば

愛犬を飼えなくなったら? 24時間 手厚くケア 認知症や介護が必要な犬たちが穏やかな余生を過ごす <老犬ホーム物語>前編









