南アフリカの総選挙で、30年にわたり政権を担ってきた与党ANC=アフリカ民族会議の過半数割れが確実となりました。
南アフリカで先月29日、総選挙の投票が行われ、1日までに99%以上の開票所で集計を終えました。
ラマポーザ大統領率いるANCの得票率は、前回の2019年を大幅に下回り、およそ40%で、過半数割れが確実となりました。
かつてネルソン・マンデラ元大統領が率いたANCの過半数割れは、アパルトヘイト=人種隔離政策が撤廃され、初の全ての人種による民主的選挙が行われた1994年以来初めてです。ANCには汚職や経済格差への批判が高まっていました。
ANCは第1党は維持し、焦点は連立協議となりますが、新政権の枠組み次第では政情が混迷し、対外政策にも影響する可能性があります。
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