不倫口止め料をめぐる裁判で、「有罪」の評決を受けたアメリカのトランプ前大統領は5月31日、記者会見を行い、控訴する方針を表明しました。
アメリカ トランプ前大統領
「我々は、この詐欺の様々な点において控訴するつもりだ」
アメリカのトランプ前大統領の不倫口止め料をめぐる裁判で、ニューヨーク州の裁判所の陪審は30日、「有罪」の評決を下しました。
一夜明け記者会見を行ったトランプ氏は「違法なことは何もしてない」などと主張、評決を不服として控訴する方針を表明しました。また、「裁判は選挙妨害だ」などと改めて批判したうえで、大統領選挙の投票日である11月5日が「アメリカの歴史上もっとも重要な1日になる」と自らへの支持を訴えています。
アメリカ バイデン大統領
「評決が気に入らないからといって、裁判が八百長だと言うのは、無謀で危険で無責任なことです」
一方、バイデン大統領は裁判を「政治的な魔女狩りだ」などと主張するトランプ氏を批判。「司法は尊重されるべきで、それを破壊するような動きは決して許してはならない」と強調しています。
記者
「トランプ氏の会見が行われているトランプタワー前では、トランプ氏の支持者はもちろん、多くの人が集まっています」
会見場のトランプタワー前には大勢の人が詰めかけ、有罪評決を喜ぶ人とトランプ氏を支持する人が口論をする場面もみられました。
ニューヨーク市民
「公平な判決でした。トランプ氏は一般人と同じように扱われたと思います」
「この国に、トランプ氏に、そしてトランプ氏を支持する人にひどい不正が行われました」
トランプ陣営側は評決後に支持者からおよそ54億円の献金が集まり、そのうち3割ほどは初めて献金した支持者によるものだと発表しました。
トランプ氏は自身が不正な評決を受けた被害者だと主張し、大統領選に向け支持を集める狙いがあるとみられます。
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