「農業」や「食」の分野での人材育成を目指す取り組みです。仙台市内で農業や調理などを学ぶ専門学校生が、宮城県亘理町特産のイチゴを使ったジェラートの商品開発に取り組みました。

ジェラートの商品開発を行ったのは、仙台農業テック&カフェ・パティシエ専門学校の生徒6人です。

28日は丸森町内にある加工場で亘理町産のイチゴ「もういっこ」と牛乳などを使い、自分たちが考えたイチゴと杏仁豆腐のジェラートを作りました。

生徒たちはジェラートの味を確かめながらオリジナルの商品を完成させました。

専門学校生:
「ジェラートを作る工程も職人技が見られて楽しかった。杏仁ミルクの甘さを楽しみながら、酸味の酸っぱさを楽しんでいただけたら」
「将来、自分が生産する側になったときも、加工と流通をする所まで考えたうえで仕事ができたら」

生徒たちは将来農業や食の分野への進路を希望していて、2022年から、亘理町内でイチゴの栽培などを学んでいます。作ったジェラート200個は6月8日と9日に開かれる学園祭で販売するということです。