自衛隊などが円滑に利用できるようにする「特定利用空港」の候補に波照間空港があがっていることに対し、波照間公民館は空港の軍事利用に反対する要望書を玉城知事に手渡しました。
波照間空港の特定利用空港指定については、住民の有志が実施したアンケート調査で回答者の60%近くが反対の意思を示し、波照間公民館も5月、軍事利用に反対する決議を採択しました。
22日に石垣市で開かれた玉城知事との懇談会で波照間公民館の仲底善章館長は、波照間空港を軍事利用させないよう、滑走路の延長を県主体の事業として行うよう求める要望書を知事へ手渡しました。
▽仲底善章館長
「自衛隊が使う、軍事利用に使うということになれば、多分島の人は、ずっとこれからも(滑走路の)延長反対になると思います。」
要望に対し玉城知事は「住民と国との意思疎通がなければ安全保障は成り立たない」と述べ、うるま市への新たな陸自訓練場整備が断念された例を挙げて地域住民の意向の重要性を強調しました。
注目の記事
「大人の財力で手に入れたい」シール集めは“リベンジ” 平成レトロ注目は「平成女児」【Nスタ解説】

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を
