自衛隊などが円滑に利用できるようにする「特定利用空港」の候補に波照間空港があがっていることに対し、波照間公民館は空港の軍事利用に反対する要望書を玉城知事に手渡しました。
波照間空港の特定利用空港指定については、住民の有志が実施したアンケート調査で回答者の60%近くが反対の意思を示し、波照間公民館も5月、軍事利用に反対する決議を採択しました。

22日に石垣市で開かれた玉城知事との懇談会で波照間公民館の仲底善章館長は、波照間空港を軍事利用させないよう、滑走路の延長を県主体の事業として行うよう求める要望書を知事へ手渡しました。
▽仲底善章館長
「自衛隊が使う、軍事利用に使うということになれば、多分島の人は、ずっとこれからも(滑走路の)延長反対になると思います。」

要望に対し玉城知事は「住民と国との意思疎通がなければ安全保障は成り立たない」と述べ、うるま市への新たな陸自訓練場整備が断念された例を挙げて地域住民の意向の重要性を強調しました。
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