台湾の新総統に頼清徳氏が就任しました。就任演説では、中国との関係について「現状維持」を強調していますが、中国政府は「台湾の独立は死に至る一本道だ」と強くけん制しています。
記者
「総統の交代を象徴するかのような光景です」
きょう、台湾の新総統に就任した頼清徳氏。中国と距離を置く民進党の総統です。総統直接選挙が始まって以降、同じ政党が3期続けて政権を担うのは初めてです。
台湾 頼清徳 新総統
「私は中国に対し、台湾への威嚇をやめ、台湾と共に世界の責任を負い、台湾海峡や地域の平和と安定の維持に力を注ぎ、世界が戦争の恐怖から免れるのを確保するよう呼びかけたい」
こう訴えた頼新総統は、中国との関係について「卑下せず、おごらず、現状を維持する」と強調。
一方、頼氏の総統就任を受け、中国政府は。
中国外務省報道官
「強調するが、台湾独立は死に至る一本道だ」
「どのような看板や旗印を掲げて台湾独立を推進しても、失敗するに決まっている」と強くけん制。また、就任式当日の朝までの24時間に、中国軍の軍用機6機が事実上の停戦ラインである台湾海峡の中間線を越えるなど、圧力をゆるめる気配はありません。
今回の就任式には超党派の日本の国会議員31人が出席。過去最大規模の訪問団とされます。
就任式の直後、頼総統は日本の議員団と昼食を共にするという破格の厚遇ぶりで親密さをアピールしました。
日華議員懇談会 古屋圭司 会長
「中国の脅威が増しているのは現実ですから、日台関係はこれまで以上に重要になってくる」
ただ、日本にとって中国とも対抗一辺倒ではない関係の構築が課題で、バランスが問われることになります。
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